PAJEROが出来るまで!
PAJERO製造の生産ラインを見学しました。

パリダカ総合優勝報告会の後パジェロの生産ラインの見学をしてきました。パジェロオーナーとしてパジェロが作られていく過程は、非常に興味深く見る事ができました。部品の一つ一つを見て、そうかこんな感じで組み付けられているのかなんて感心しきりでした。車を弄る事が好きで、何かというとすぐ部品を外してしまう私にとって凄く参考になりました。モノコックボディと足回りを取り付ける過程なんかは、なるほどこれがモノコックボディか、何て納得してしまいました。ラインでは何重にもチェックされ品質管理されていました。工場内は当然撮影禁止なので頂いたパンフレットに感想を付けて少しだけ紹介します。
金型加工
ここでパジェロ用の金型を作ります
プレス
超大型のプレス機械で鉄板をプレスします。鉄板の厚さは、0.7mm〜3.6mmと色々、窓の部分が前後ろ2カ所だけ開いた鉄の固まりがプレスされると横の部分がまるでプラモデルの部品のように次から次へとプレスされ出来上がっていきます。同じように左側部分、右側部分、天井部分、後ろの部分など各部品がプレスされ工場内に置かれていました。この段階では何か不思議な気がします。
溶接
プレスされた部品を溶接ロボットが横の部分、天井部分、前の部分、後ろの部分など各パーツを溶接で組み立てて行きます。ここでプラモデルの車体部分が出来上がる感じです。
塗装
下塗り→中塗り→上塗りの順に色を塗っていきます。大きなプールの様な中に浸けて表面からは塗装を拭けない部分の塗装も行うそうです。
艤装
ここで約10,000点以上の部品を取り付けて行きます。同じラインで現行パジェロのロング、ショートの国内用、欧州輸出用、北米輸出用、旧V型、チャレンジャーと様々な車種が流されていました。そのため色々な工夫がされていました。
完成検査部品の付け忘れや傷などが無いか厳重なチェックを行い最終的に完成検査を行います。内容は車検と同様で車完成後第一回目の車検をここで行っているのですね。私の場合輸出用のテールランプやバックフォグの輝く光ばかり何故か見入ってしまっていました(^_^)
完成
すべての検査が終了すると完成です。モータープールに出荷を待つパジェロが並べられています。現在は、90%以上が輸出用のパジェロだそうです。MONTEROのロゴが入った左ハンドルのパジェロによだれが出そうになってしまいました(^_^)
パジェロ製造の横を通るとキャリアカーに乗せられたパジェロとよく遭遇します。
自分が住んでいる岐阜県にパジェロを作っている工場があることは、以前から知っていましたが、実際に工場を見学させてもらうと最新設備の工場が自分の身近にある事が何故か不思議な感じでした。特に自分の乗っている車を作っている工場と言う事もあり、ここにこんな部品がつくんだ、輸出仕様は、ここが違うのか、なんて滅茶苦茶興味深く見学する事ができました。時間があれば、もっとゆっくり見ていたかった程です。パジェロオーナーのみなさんも見学する機会があれば、益々パジェロに対する愛車精神が沸いてくると思いますよ。
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